シャンデリアテーブルで優雅なひととき
大学時代の友人と女子会で阪急百貨店うめだ本店の13階レストランフロアにあるシャンデリアテーブルへ。
美味しい食事と、わいわいしゃべっても気にならない店内の広さで今回こちらを予約しましたが、そこには、懐かしくて美しい建築装飾が。
お店の方に許可を得て、写真を撮らせていただきました。
2005年に解体された旧梅田阪急ビルの1階コンコース。
その吹き抜け部分が復元されたドーム型天井です。
豪華なシャンデリアときらびやかなモザイク装飾は当時のもの。
デザインは平安神宮、明治神宮、築地本願寺などで有名な建築家・伊東忠太氏によるもので開業当時はその場所は阪急駅のコンコースだったそう。
その後阪急梅田駅が移転、1977年阪急グランドビルと百貨店との間のコンコースとなりました。
そこは優雅で華やかな梅田を象徴する場所。
思えば私も学生時代、阪急百貨店のコンコースの美しさに圧倒されました。
そして、阪急百貨店の季節を彩るショーウインドウも眩しかった。
そんなことを思いながら、学生時代の懐かしい話に花を咲かせていたら、お食事の写真を撮るのを忘れていました。
限定20食のビーフシチュー、とっても美味しかったです。
ウェディングの会場もされているようで、各テーブルとの間も広い。
気兼ねなくおしゃべりできるせいか、赤ちゃん連れのお客さんも多い印象。
美しいコンコースの一部が残されたことで、歴史も受け継がれてよかったです。
街のなかにあんな美しいものがあったなんてとても贅沢なことだったんだなと再確認できた一日でした。